東京舞台芸術祭は、東京を国際的な舞台芸術の拠点とすることを目指す都市型の芸術祭です。
演劇やダンスのほかジャンルを横断する作品の上演に加え、舞台芸術をより身近に感じられる体験の場をつくります。
池袋エリアを中心に開催される「秋の隕石」では、演劇作家・演出家・小説家・チェルフィッチュ主宰岡田利規をアーティスティック・ディレクターに迎え、国内外の注目作品を中心に、関連企画や人材育成、国際交流を展開。
また、民間団体や地域演劇祭との連携を通じて、東京に息づく多様な文化や表現の魅力に触れられる機会を広げ、都市全体がフェスティバルとしてつながるような一体感を生み出します。
アクセシビリティやインバウンド対応にも配慮し、劇場だけでなく街のさまざまな空間が舞台となることで、日常の中で舞台芸術と出会う体験を届けます。


事業概要
名称: 東京舞台芸術祭2025
英語名称: Tokyo Festival 2025
会期: 2025年9月1日(月)〜11月3日(月・祝)
会場: 東京芸術劇場、GLOBAL RING THEATRE〈池袋西口公園野外劇場〉、東京国際フォーラム 地上広場、東京都内全域
主催: 東京舞台芸術祭実行委員会〔東京都、東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)〕、
一般社団法人緊急事態舞台芸術ネットワーク(舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」除く)
助成: 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(国際芸術交流))|独立行政法人日本芸術文化振興会
協賛: アサヒグループジャパン株式会社
2025年、東京芸術祭は、東京舞台芸術祭として新たに生まれ変わります。
9月1日から11月3日までの2ヶ月余りにわたり、豊島区池袋地域に加え、都内全域にエリアを拡大して開催いたします。
東京芸術劇場を中心とした舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」では、本年より岡田利規氏をアーティスティック・ディレクターに迎え、同氏の新作『ダンスの審査員のダンス』、台湾のシアターカンパニー Shakespeare's Wild Sisters Group と庭劇団ペニノによる共同戯曲・演出公演『誠實浴池 せいじつよくじょう』、ルーマニア・ラドゥ・スタンカ国立劇場と東京芸術劇場との国際共同製作・佐々木蔵之介ひとり芝居『ヨナ-Jonah』をはじめとした国際色豊かな舞台作品を上演いたします。
また、本年より東京都内で開催される多彩な舞台芸術作品が、東京舞台芸術祭参加作品としてラインアップに加わります。
こちらは、一般社団法人緊急事態舞台芸術ネットワークと連携を行い、都内で上演する多様な舞台芸術作品の中から賑わい創出や観客層拡大の取組を実施する事業を選定するなど、都民の皆様へより舞台芸術を身近に感じていただけるプログラムとなっております。
世界は気候変動、戦争、分断、そして社会の不確実性といった、数多くの困難に直面しています。
そのような中でも我々は、芸術の持つ力、アーティストの発するエネルギーに最大限の信頼を寄せ、舞台芸術を通じて世界を別の角度から見ることができる機会を発信し続けたいと思います。
本年の東京舞台芸術祭にぜひご期待ください。
東京舞台芸術祭実行委員会 委員長 近藤 誠一
東京舞台芸術祭実行委員会 委員長
近藤 誠一
